東京で共働き

childcare in tokyo with coffee

保活始めたので保育園の種類とか調べてまとめました

仕事よりも家庭が大事。
普通のサラリーマンはそういうマインドで過ごすべき、というのが僕の持論です。
だってもし明日あなたがこの世からいなくなったって会社はなんともありません。
職場には迷惑がかかるとか思っている方も要るかもしれませんが、一ヶ月後には職場もキレイに回るようになって同僚もあなたのことなど忘れてしまうでしょう。
 
一方、明日あなたがいなくなったら家族はきっと何年も悲しい。
 
・・・と、話がそれてきましたが、最近「保活」なるものを始めています。
まずはネットで情報収集からやりましたので、メモ代わりに軽くまとめて行きます。

 

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 最近「保育園落ちた日本死ね!」でも話題になった保育園入れない入れない問題ですが、この話題が熱かった当初私は保育園について下記程度の知識しかありませんでした。

・保育園に入れるのはとにかく大変で、待機児童が問題になっている
・認可とか認証とか、無認可とか保育園には種類があるらしい
・保育園にいれるためには偽装離婚とかしないと入れないらしい
・高所得者になればなるほど保育園の月額が高いって聞いたことがある
・職場の人が申し込みのために徹夜で並んだとか言ってたけど申し込みは早いもの勝ち?
・保育園って選考性なの?お金積んでも入れないものなの?
ええ。全然ダメですよね。もやは無知です。
ということでまずはネットで情報収集からやりましたので、メモ代わりに軽くまとめて行きます。

保育園と幼稚園の違い

まずは保育園と幼稚園の違いを調べました。
「保育園」とは、親が働いている、病気の状態にある等の理由により家庭において十分に子どもを保育できない場合に、親からの申し込みにより家庭に代わって0~5歳の乳児および幼児の保育を行う「児童福祉施設」です。
 
「幼稚園」とは、学校教育法に位置付けられており、小学校に入る前の3~5歳の幼児が利用する教育機関。一日4時間の活動時間を基本としている。つまり「学校」です。
 
上記の預かってもらえる時間を見ても一目瞭然ですが、基本的にフルタイムの共働きなら保育園一択ですね。
 
※「預かり保育」により、預かってもらえる時間が長い幼稚園や、保育園と一体化した「認定こども園」、最近は「進化型幼稚園」をやっている自治体もあるので、一応周辺の幼稚園の保育時間は軽く調べた方がいいかもです。

保育園の大分類は割とシンプル

保育園というのは大きく分けると2種類に分かれていました。
「認可保育園」「無認可保育園(※)」です。
 
※「無認可保育園」は「認可外保育園」とも言いますが、以下「無認可保育園」という言い方で統一します。
 
「認可保育園」というのは、設備や広さ・保育士の人数といった国が定めた認可基準を満たしている施設のこと。市区町村が運営している公立の園と、社会福祉法人や企業・NPOが運営している私立の園があります。
 
「無認可保育園」というのは国の基準を満たしていない保育園の総称。
ただし今は市町村への「届出」が義務付けられているので、勝手に無認可保育園を名乗るとかはできないらしい。
 
「認可保育園」以外の保育園を「無認可保育園」というのですね。
ここまではわかりやすいですが、認定とか認証とかいうワードも聞いた事ありますよね。
 

ややこしいのは「無認可保育園」の種類

無認可保育園の中で、東京都が定めた基準に達している保育園「認証保育園」という。
ちなみに川崎市では無認可保育園の中で川崎市が定めた基準に達している保育園「認定保育園」というらしい。
 
名前が「認可保育園」と似すぎていて急にややこしくなりました。
更に更に、最近は「小規模保育所」という各自治体が定めた基準をクリアした保育園もあるそう。(このページの一番下で少し説明しています)
 
つまり、国から認められていない無認可保育園でも、各自治体の認定基準を満たした保育園がたくさんあるってことですね。
 
まとめると
・国の認定基準を満たしているのが「認可保育園」
・東京都の認定基準を満たしているのが「認証保育園」(無認可保育園の一種)
・川崎市の認定基準を満たしているのが「認定保育園」(無認可保育園の一種)
・他にも色々あるけど、市町村区への届け出は必要なので勝手に保育園を名乗る事はできない。
 無認可保育園の中にも更に色々と種類があるみたいですが、僕は東京都に済んでいるので、「認可保育園」と「認証保育園」について詳しく調べることにしました。
 

「認可保育園」は良い保育園なのか

 国に認められる基準を満たしている、というその基準ってどんなのか調べたところ
超簡単にまとめると・・・
・広い(庭がある)
・定員が60名以上
・保育の数が一定数以上(園児x名辺りy名)
・基本的に入れた翌月からの復職が義務づけられている
などの基準があるようです。
パッと見で東京都で認可保育園作るのが難しそうってのがわかりますね。
 
認可なので、一定以上の安心感はある。くらいの認識でいれば良いのかなと思いました。しかし一番のポイントは次に書く保育料でしょう。
 

「認可保育園」の保育料

 認可保育園の保育料は下記のような感じです。
・認可保育園の保育料は各地方自治体が独自に保育料を設定しており、自治体ごとに差がある。
・世帯年収と子供の年齢によって保育料が決められており、1人あたり月額無料~7万円程度と段階的に設定されている
・国の補助があるので、無認可保育園よりも安い月額料金となる
年収に応じて月額が決まるのは認可保育園だったのですね。
うちはいったい月額いくらになるのだろうと気になったので、簡単に計算できないか探したところ、東京都版の年収に応じた保育料計算のサイトを見つけました。
 

「認可保育園」へ入る方法

 きっと認可保育園に入るのが難しいのだろうなと思った所、まさにそうでした。
・自治体に希望順を記載した申込書を出す。入園は市町村や区などの自治体が管理しているので、申し込み先は地域の市区町村窓口
・入れるかどうかは「抽選」や「早い者勝ち」ではなく「選考」が行われて決まる。
・選考基準は自治体によって違う
・選考は主に点数制で行われており、基本的に保育園に預けないと育児が困難な家庭程点数が高い
・4月入園させたい場合、申し込み時期は12月〜1月という自治体がほとんど
どうやら「保育園に入れるために偽装離婚する」なんて話を菊のはというのはこの認可保育園の選考基準である点数を高めるための苦肉の策のようです。
離婚→片親→フルタイムで働く必要性が高い→保育園に優先的に入れる必要がある→点数高い
というロジック。
あと「保育園落ちた日本死ね」とブログ言っていた方は、この認可保育園の選考に落ちたと思われます。(たぶん)
 
続いて無認可保育園について調べます。
 

「無認可保育園」は悪い保育園なのか

調べたところ・・・
「園庭がないといった、国の定めた基準を満たしてはいない施設面でのデメリットはあるものの、延長保育、夜間の預かりや24時間保育、企業内の保育施設や駅と隣接した保育施設など、個人のニーズにあったサービスがあるのも無認可保育園の特徴」
 ということで、一概に悪い保育園という訳ではなさそうです。
問題はやっぱり保育料なのでしょう。 
 

「無認可保育園」の保育料

・無認可保育園の場合は公的な補助がない分、認可保育園に比べると保育料は高い
・保育料は各保育園で独自に設定されている
・無認可保育園に入園する場合に自治体によっては助成金が出ることもある(※)
※東京都の場合は「認証保育所」に入れてる場合の助成金制度があり、認証保育所の月極保育料と認可保育園に在園する場合の保育料との差額に応じ、児童1人につき1月あたり15,000円から25,000円が貰えるそうです。
東京都の認証保育料補助の比較をしているページを見つけました。
東京都の場合、助成金が手厚くて金銭面では認可保育園に入れても認証保育園に入れてもそこまで大差はつかないですね。(とは言え、「低所得になればなるほど認可保育園の方が安い」という構造です)
 

「無認可保育園」へ入る方法

・無認可保育園の申し込み方法や選考基準は、保育園によってバラバラ
・保育料もバラバラ
・保育園のホームページ等を見ても申し込み方法が書かれている事は少ないため、問い合わせが必要な事が多い
多分無認可保育園の中に先着順の保育園があると予想しています。
ほとんど先着順だというブログ等も見かけましたが、本当なんでしょうかね。
→これは今後足を使って調べてみます。
 

市町村区から認可された「小規模保育所」

 2015年から「小規模保育所」という認可施設ができて更に話がややこしくなりました。
・各市町村区から「認可」を受けた小規模な保育所
・児童は19名以下という制限がある
・A型、B型、C型など、保育士の数などにより更に細分化されてる
・2歳児までの保育機関
・ 改修経費や運営費に対して公的な補助が受けられる
・ 選考は自治体の利用基準によって行われる
・保育料は自治体が保護者の収入に応じて定め、徴収する
簡単に言うと認可保育園の小規模版ですね。国から認可された認可保育園に非常に似ていますが、区別して並べた方が良いかなと思いました。
 
 
 
今回の調査はここまで!
だいぶ最初に抱いていた疑問が氷解してきました。
 
東京都在住の場合は「認証保育園」を探して個別に申し込みをしつつ、時期が来たら「認可保育園」への申し込みをする。というのがセオリーなパターンっぽいです。
 
もうちょっと詳しく調べて加筆修正等をして行きたいと思います。