東京で共働き

childcare in tokyo with coffee

中古マンションの購入体験記

f:id:bunkeienji:20190624234833p:plain

数年前に東京23区内で1年かけて中古マンションを探しました。その体験談を書き残しておきます。

1.中古マンションを探すことにした経緯

①住みたい駅が決まっていた
→当時賃貸で住んでいたエリアで都内でも人気のエリア
→子供が保育園に通っていることもありマスト条件

②住みたい駅の近くの土地はとても高い!
→「戸建て」は予算オーバー

③転勤や介護やらで引っ越す可能性も考え、売りやすい物件が良い
→「駅近のマンション」にすることに

④とはいえ長く住むことも考えて、管理がちゃんとされそうな大規模マンションが良い
→駅近に大規模マンションを新築するような土地がない
消去法で「駅近の中古マンション」に決定

2.中古マンション探しスタート

まずSUUMOを使って気になる物件を見て間取りと価格感を学ぼうとしました。

  • いつまでもネットで物件検索していてはいけない

仲介業者はネットに掲載されるよりも1週間以上早く情報を得ることができることが多いようです(これは物件や仲介業者によるらしい)。

そのため、良い物件はネットに出る頃には既に契約一歩手前(購入申し込み済みで契約待ち)になっていることが多いそうです。

 

数週間のSUUMO検索生活を経て、ちょっと気になった物件があったのでSUUMO経由で問い合わせをしたところ、問い合わせ先の仲介業者がたまたま三井のリハウスだったので、三井のリハウス(三井不動産リアルティ)へ経由で内見へ行くことになりました。

  • ガチで欲しい物件を内見する前に「そんなに気にならないけどまぁ見ても良いか」くらいの物件を内見して慣らしておいた方が良い

内見1件目で購入できるような胆力がある方は凄いですが、ハイリスクだと思います。

3.迷走する日々

その後、2,3件内見するもののピンと来る物件はなく。1ヶ月ほどが経過。

今思うとこの最初の期間は余り物物件ばかりを見ていたのでピンとこなかったのは正解。

良い物件がなくて暇になってしまい「戸数少なめの新築マンションのモデルルーム見学」「戸建て押し売り(オ〇〇ンハウス)」などと関わりを持ってしまい、無駄な時間を過ごしました。

4.神物件の登場

そんなある日、三井のリハウスの担当者さんから電話がかかってきました。(普段はメール)

かなり良い物件が出ます。少し予算をオーバーかもしれませんが是非内見に行きましょう。

えっ・・・まじすか。(いつもとかなり違うトーン。こういう商法なのかな)

予算がオーバーしているということもあったのと、新築マンションと戸建て押し売り業者によって疑心暗鬼になっていた僕ら夫婦は、半信半疑で内見に行きました。

内見に行ったら、今までとだいぶ様子が違いました。

  • まだ売主さんたちが居住中
  • 次から次へと来る内見希望者
  • 明らかに素晴らしい部屋
  • 素晴らしい共用スペース

良いマンションなんだけど、予算がなぁ

このマンションは内見解禁が今日なんですが、おそらく今日申し込まないとダメです。

えっ。それは心の準備が・・・

ということでこの物件には申し込まなかったのですが、後から振り返ってみるとこのマンションが最も良い(コスパに優れた)マンションでした。

売主さんの事情で早く売りたいと言うことで適正価格よりも安く設定されていたらしいです。
そして内見解禁日に複数申し込みがあり、ネットに掲載される頃にはもう契約へ進んでいたようです。

  • 良いマンションは売主居住中に内見&購入申し込みが入る
  • 適正価格は予めネットで調べておくべし(後述)
  • 信頼できる仲介業者担当者なのかは早めに判断しよう

ちなみに三井のリハウスの担当者さんはすごく良い人でした。

この物件はお買い得&速攻で売り切れるとわかっていたので、電話で強めにプッシュしてくれたらしいです。他の業者との関わりで疑心暗鬼になっていたのと、完全に自分の勉強不足でした。

適正価格などを調べることができるサイトは必見です!いくつかありますが一例を↓

5.初めての申し込み 

その後も10個以上のマンションを内見しましたが

  • 予算オーバー
  • 戸数が少ない
  • 駅から徒歩12分(希望は10分以内)
  • 広さは希望どおりだが、間取りが微妙(広めの2LDKは良い部屋がいっぱい出るが、3LDKはなかなか出てこない)

なとなど、なかなか条件にマッチした物件が見つからない日々が続きます。

希望エリアの大規模マンションと価格帯は大体頭に入っており、あとはマークしているマンションに売りの部屋が出るのを待つという状態にまでなりました(笑)

そして中古マンション探しを始めて8ヶ月ほどが経過したある日、マークしていた大規模マンションの部屋が売りに出るとのことで早速内見へ赴きました。

広さ以外は条件を概ねクリアしていたものの、価格が若干高いように感じたので売り出し価格よりも80万円程低い価格で購入の申し込み行いました
※これ以上は予算出せないという条件で申し込み(というか交渉)

しかし、売り出し価格で別の買主からの申し込みがあり、残念ながら契約までは至りませんでした。

  • 人気物件の値切りは買い逃しのリスクあり

6.遂に購入へ 

なんやかんやで中古マンション探しを始めてから1年が経過したある日、マークしていた大規模マンションから売りに出る部屋があるとのことで内見へ。

出ている価格も適正価格だったので売り出し価格で申し込みを行ったところ、売主さんからOKとの返事が。

そのままトントン拍子で契約へ。

探す期間は長かったけど決まる時はサクサク決まるものです。

7.そしてリフォームへ 

ちなみにこの購入したマンションは内装リフォームが必要な物件だったので、今度はマンションリフォーム検討しました。

それはまた別の機会に書きたいと思います(笑)

8.最後に

中古マンション購入から2年以上が経過しますが、今住んでいるマンションにとても満足しています。

改めて中古マンションの購入を振り返ってみると「三井のリハウスさんありがとう」の一言に尽きますな。

「三井のリハウス」はサービス名?みたいなので「三井不動産リアルティさんありがとう」が正しいのかもしれませんが。