東京で共働き

childcare in tokyo with coffee

朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事を作る|感想

朝のコーヒー、夜のビールが良い仕事を作る|馬渕知子 著 を読んだ感想です。

 

コーヒースペシャリスト資格を保有している自分としては「コーヒーに関しては知らない情報は載ってないかな〜」なんて思っていましたが、かなり初見の情報がありました。

今(2018年11月)ならkindle unlimitedで読めるようなのでオススメです!
印象に残った項目をメモしていきますが、本の核心に迫る内容をサマってしまうのはNGなので「こんな内容が書いてあるんだな〜」と読む前の参考にしていただければと思います。

飲み物を意識せよ

飲み物は食べ物より身体に吸収される即効性が高い。飲み物は消化されるまで5分。食べ物の50倍の速度。
なので「食べ物よりももっと意識すべし」と。いやその通りですね。 

コーヒーとビールの基本的な考え方

これは割と一般常識ですね。

「コーヒー」→交感神経に作用 →アドレナリン分泌促進、興奮作用
「ビール」→副交感神経に作用 →リラックス効果

そういえばこの本に書いてあったわけではないですが「タバコ」はアドレナリンを分泌させる興奮作用側の嗜好物なので、ビール(お酒)のリラックス効果と相対し打ち消しあう関係にあります。なので同時に飲むのは脳的には非常に良くないという話を聞いた事があります。 この本にも「同時に飲みましょう」とは書いてなかったのでご注意を。

飲むタイミングについて

コーヒーを飲むタイミング

1.もともと体内で分泌される覚醒ホルモンの時間との関係
2.カフェインが作用するタイムラグとの関係

この2点から、コーヒーを飲むのにベストな具体的な時間が書かれていました。これはまったく知らなかったし考えた事もなかったので大変ためになりました。

ビールを飲むタイミング

絶対にNGなタイミングが書かれていましたが、割と多くの人がやってしまいがちなタイミングでしたので注意が必要だなと思いました。

どうしてもそのタイミングで飲まなきゃならない!となった場合の身体への悪影響の回避方法も書いてあるので参考になりました。

コーヒーとダイエット

コーヒーのいろいろな成分・作用がダイエットに良いということが書かれていました。

成分についてはメジャーな話が多かったですが、コーヒーのダイエット効果をさらにアップさせるための手法も書いてあり参考になります。

コーヒーとビールの相乗効果

コーヒーと二日酔い対策によいとのこと

・利尿作用→二日酔いの原因とされているアセトアルデヒドを尿と一緒に排出
・カフェイン→拡張された血管を収縮 

などなど。
いずれにしてもを一緒に飲むのが必須そうです。

ビールの章で気になった情報

ビールの成分について色々と書いてありましたが、割とメジャー(健康系のテレビとかでよくやっている)な情報も多かったです。

  • 実は栄養価の高いお酒なので少量であれば体に良い
  • ビール自体のGI値は低い
  • ビール酵母は代謝をサポートする成分も入っている
  • ホップの苦味は胃腸の消化酵素分泌を活性化する
  • 痛風の原因となる「尿酸」の材料となるプリン体はそこまで入ってない

最後に

コーヒー・ビール、ぞれぞれ栄養素的な情報は割と有名な話も多い(自分がコーヒーの勉強をしている&健康系の番組が好きなせいもあるかも)ですが、この本で得られた初見の情報も多かったです。

特に「飲むタイミング」「両者の相乗効果」など、大変興味深いです。

コーヒーとビールが好き!って人は一読する価値があるのでオススメします。